ぼちぼちいこか
病気療養中だけどぼちぼち明るくいきたいネ♡

絵本『かないくん』

『かないくん』
かないくん
谷川俊太郎 (著), 松本大洋 (絵)


今日ほぼ日ストアから届き、先ほど何度も何度も繰り返し読みました。

静かな静かな……音もなく過ぎていく「時間」を形にしたらこんなかもしれないなぁ…とフと思うほど、静かな、素晴らしい絵本です。

以前にご紹介した『さよならのあとで』という本が
死んでしまった方の側からのささやくようなメッセージだったのに対して、
(同ブログ/本『さよならのあとで』)
『かないくん』は
ココに残された側が死んだ人に寄り添い、
「死ぬ」ことって何なのか、日々の生活の中で感じている世界を、
この世で生きる世界に雪がはらはらと舞い落ちては消えて行くように、
心の中に浮かんでは消えていく「死と寄り添って生きて行くなりわい」の世界を深く深ーく静かに静かーに優しく優しーく、リアル化してくれている絵本だと感じました。

とにかく、松本大洋さんの絵が素晴らし過ぎる!!
谷川俊太郎さんの世界を、更にリアルに更に深く更に大きく広げています。
大洋さんのアイデアだというウサギや桜の木の存在も秀逸です。

死生観というのは、個人的に様々でしょうから、
そのことについてこの場で何かを言うつもりはありません。
でも、私も「次の始まり」だと思っているので、うれしかったのも確か♡
(「ひとりぼっち」とは思っていないかも……ww)

私も中年となり、谷川俊太郎さんと同い年の母と、母より6つ年上のちょっと痴呆気味の父がいます。
(実は、私も杉並第二小学校の出身です。)
「死」と密接に寄り添いつつある両親に、後悔なく「次の始まり」の扉を柔らかい心で開いてもらえるように、寄り添っていきたい…と静かな覚悟もつきました。

この本を創ってくださった総ての皆さんに、心から感謝したい絵本です。
ありがとうございます。



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